阪神・陽川 2軍じゃ2冠も50万円減「1軍でそれを出してくれ…と」

[ 2017年11月16日 08:30 ]

契約更改を終え、取材を受ける陽川
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 阪神・陽川尚将内野手(26)が15日、高知県安芸郡芸西村の宿舎で交渉し、50万円減の年俸850万円で契約を更改した(金額はすべて推定)。ウエスタン・リーグでは2年連続で本塁打、打点の2冠王に輝いても悔しい減俸。“2軍タイトルの返上”で飛躍を誓った。

 「来年こそ期待している、1軍でそれ(2軍での打撃)を出してくれ…と言われた」

 いくら猛打を振るっても舞台が2軍では満足感はみじんもなく、危機感でいっぱいだ。大卒4年目の今季も2軍では打率・281、21本塁打、91打点の好成績。主に4番を担い、向かうところ敵なしだった。なのに1軍では…。

 初昇格した7月は9日間で降格し、再昇格した9月も約2週間で2軍へ逆戻り。12試合で打率・167、1本塁打、1打点。出場は主に代打で、戦力として貢献できなかった。1軍で活躍しなければ「銭」にはならない――。減俸の現実を目にして改めて輝くべき場所を再認識した。

 来季に懸ける思いは既にバットに乗り移った。今秋キャンプでは3試合連続本塁打を放つなど自慢の長打力を発揮。甘い球を一発で仕留める課題も克服しつつあり、金本監督からも「鳴尾浜のゴジラから甲子園のゴジラになってほしい」と大きな期待をかけられた。

 「手応えというか、ずっと課題としてきたことなので。このキャンプが終わっても、12月、1月と継続してやっていきたい」。甲子園で描く放物線、そして、注がれる大歓声。陽川の欲しいものは、これしかない。(遠藤 礼)

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