誠也 二刀流大谷にエール「メジャーでも覆してほしい」

[ 2017年11月16日 05:30 ]

昨年秋の侍ジャパン強化試合でチームメートになった大谷(左)と鈴木
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 広島・鈴木誠也外野手(23)が15日、メジャー挑戦する日本ハム・大谷にエールを送った。仲の良い同学年のスターコンビ。二刀流継続の大谷に「やってくれると思う」ときっぱりだ。自身は右足首骨折からの完全復活を目指し、リハビリとトレーニングに励む毎日。敢えて来春に照準を定めず、「忍」の一字で階段を登る構えだ。

 同学年で馬が合い、才能を互いに認め合う特別な存在だけに、動向が気にならないわけがない。鈴木は大野練習場でのトレーニング後、ポスティングシステムを利用し、メジャー挑戦を表明した大谷に初めて言及した。

 「日本でやっている時も気になる存在だった。どんな活躍を見せてくれるのか、気になるし、楽しみです」

 昨年秋の侍ジャパン強化試合(11月10〜13日、メキシコ、オランダ戦)で初めてチームメートになった2人。結果的に大谷は右足首痛のため辞退したが、今年3月のWBC日本代表にもそろって選ばれ、スポニチ本紙の正月紙面で世界一への思いを語り合ったこともある。

 「無理と言われたこと(二刀流)で結果を出している。メジャーでも(厳しい予想を)覆してほしいし、覆すのがアイツ。やってくれると思います」

 投手と打者を両立させるため、大谷が私生活を含めて努力する姿を知る。「ボクにも勉強になることはたくさんある」。互いにストイックな性格。鈴木自身は、右足首骨折からの完全復活を目指し、リハビリとトレーニングに努める毎日だ。

 「ケガ自体はほぼ大丈夫。もっと動きたいし、もっと打ちたい。ただ、治り切らないのが一番イヤ。今は我慢です。とにかく我慢」

 現在はスパイクを履いてダッシュをこなすまで回復。ただし、患部の状態を確認しながら自制心も働かせる。休まず動けばそれだけ負荷がかかり、痛みや違和感の原因になる。それでは本末転倒。自制する分、不安が解消されないままオフを過ごすことも覚悟の上だ。

 「外野ノックや走塁まで全部できればいいけど、寒くなると波があるので難しい。春のキャンプに間に合うのか不安はあります。ただ、無理して合わせるのは違うと思うので」

 春季キャンプが別メニュースタートとなったところで焦る必要はまったくない。もはや押しも押されもせぬ主軸。完全復活へ向け、耐え忍びながら一歩一歩前進するのみだ。(江尾 卓也)

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