堂林と夏甲子園V経験 トヨタ自動車・河合 必勝リレー崩した感涙V打

[ 2017年11月13日 05:30 ]

スポニチ後援第43回社会人野球日本選手権最終日・決勝   トヨタ自動車3―1日本生命 ( 2017年11月12日    京セラドーム )

<日本生命・トヨタ自動車>6回2死一、二塁、先制の2点二塁打を放ち、ガッツポーズのトヨタ自動車・河合
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 決勝打は法大からトヨタ自動車入社4年目の河合だ。6回2死一、二塁、救援した高橋拓の外角直球を捉え、左越えへ2点二塁打を放った。「真っすぐのいい投手。得意な直球を狙っていた。内角に来たら仕方ないと思った」。相手の必勝リレーを打ち破った今大会初打点。喜びからなのか、目はうっすらと赤くなっていた。

 中京大中京では3年夏の甲子園で堂林(現広島)らとともに優勝。入社1年目の14年の優勝には、「佐竹さんら先輩におんぶに抱っこだった」と充実感はなく、勝負強い選手になることを目的に練習を重ねた。「若い子が経験できたのもいいことだし、“俺たちでもやれる”というのが感じられた大会」。来年も主力として、名門を引っ張るつもりでいる。

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