阪神・陽川“2戦連発弾”!藤浪から一発 紅白戦6の5

[ 2017年11月10日 05:30 ]

3回1死、陽川はソロ本塁打を放ち、片岡ヘッド兼打撃コーチとタッチをかわす
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 阪神は安芸秋季キャンプ第2クール最終日の9日、今キャンプ2度目の紅白戦を行い、陽川尚将内野手(26)が「2戦連続弾」を含む3打数3安打1打点と猛アピールした。5日の紅白戦でも一発を放っており、2戦合計では6打数5安打2本塁打3打点。5年目の来季こそ1軍定着を狙う大砲候補が、約半分が終了した今キャンプ前半で抜群の存在感を見せつけた。

 高々と舞い上がった白球が、左翼ポール際の防球ネットに跳ね返った。3回の第2打席、陽川が藤浪の147キロのストレートを自慢の怪力で振り抜いた。天性の長距離砲らしい弾道を描いた一発は、5日の紅白戦に続き2戦連発となる左越えソロ。3打数3安打の大暴れで、またも猛烈アピールに成功した。

 「結果を残すしかないので。速い真っすぐを打つのが課題なんで、それをしっかり打てる準備を心がけています。(真っすぐは)頭にありました」

 直前に一発を放っていた中谷に負けじと叩き込んだ2者連続アーチ。5日の今キャンプ初の紅白戦では、才木の147キロをバックスクリーン左の場外まで運んだ。実戦2試合で6打数5安打2本塁打3打点。ここまでは間違いなく全打者の中で1番目立っている。

 「1打席、1打席、結果を残していかないといけない。無駄のない1打席ずつにしていきたい」

 来季で5年目を迎える26歳は「結果」という言葉を何度も繰り返した。非凡なパンチ力は誰もが認めるところながら、立場は年々厳しくなっている。今季はウエスタン・リーグで21本塁打、91打点の2冠を獲得した一方で、1軍では出場わずか12試合。打率・167、1本塁打1打点とほとんどチームに貢献できなかった。

 対照的に、同じ右打者で大砲タイプである中谷、大山が急成長を遂げた。今キャンプに強い危機感を持って臨む一人。金本監督も2戦連続のアピール弾に目を細めた。

 「2本とも真っすぐを打ったから。きょうは藤浪、前は才木か。ちゃんと狙って、1軍レベルのキレのある真っすぐを打てるようになると、彼も先が見えてくる」

 この試合に出場した三塁には、ゴールデン・グラブ賞獲得が発表された鳥谷がいる。来季も代打でチャンスをものにすることから始まりそうだが、もちろんそこがゴールではない。まずは南国・安芸で「陽川」の名を首脳陣の頭にしっかりと植え付けた。 (山添 晴治)

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