阪神ドラ1馬場 藤浪に弟子入り志願「学びたいことがある」

[ 2017年11月10日 05:30 ]

帽子をかぶり、笑顔の馬場
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 阪神からドラフト1位指名を受けた馬場皐輔投手(22=仙台大)は、宮城県仙台市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円+出来高払い5000万円、年俸1500万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結んだ。最速155キロの快速球を武器としており、同じスタイルを持つ藤浪晋太郎投手(23)に、投球のノウハウを学びたい構え。その上で「優勝に貢献する」と力強く宣言した。

 ドラフト1位という境遇はもちろん、150キロを超える快速球に、高い奪三振率…。多くの共通項を持っていれば、自然の流れだった。厳しいプロの世界で成功を勝ち取るために。馬場は1学年先輩にあたる藤浪への、弟子入りを志願した。

 「年が近いというのもありますし、ずっと活躍されている同じ投手として学びたいことがある。お話できたらうれしいなと思います」

 これまでは遠い存在だった。藤浪は大阪桐蔭で3年時に甲子園春夏連覇したのに対し、馬場は仙台育英の2番手投手。3年時には春夏連続で甲子園に出場したが、成績は比べものにならなかった。努力の2文字で彩られた仙台大での4年間を経て、ようやくたどり着いた同じ舞台。葛西担当スカウトは藤浪ら若手と比較し、「今の投手陣に入っていける実力はある」と太鼓判を押した。

 ドラ1右腕の最速は155キロ。ストレートに注目が集まるが、多彩な変化球も持ち合わせる。「(特に)スライダーには自信があります」と言葉に力を込める。藤浪も快速球だけでなく、切れ味鋭いカットボールでプロの強打者をねじ伏せてきた。その投球スタイルは、馬場にとっては正真正銘の理想像。先輩右腕の懐に飛び込み、聞きたいことは数えきれないほどある。

 ドラフト指名から2週間が経ち、伝統球団の一員としての覚悟は固まった。

 「引き締まった気持ちで、また意識を高めてやっていきたい。阪神タイガースというチームに入った以上、優勝に貢献しないといけないと思っていますので。早くチームに入って、勝ちに貢献できる選手になりたい」

 大学時代は先発だけでなく、抑えをこなした器用さもある。プロでも、与えられた役割に全力を注ぐ構え。「来年1軍で投げられるように」。大言壮語はいらない。足もとを見つめるところから、サクセスストーリーは始まる。 (河合 洋介)

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