ラミDeNA「何て素晴らしい一年」 若さゆえの勢い、若さゆえのミス

[ 2017年11月5日 07:37 ]

SMBC日本シリーズ2017第6戦   DeNA3―4ソフトバンク ( 2017年11月4日    ヤフオクドーム )

<ソ・D>延長11回2死一、二塁、川島の右前打で右翼手・梶谷の本塁への送球が跳ね、二塁走者・中村晃がサヨナラの生還
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 最後は不運に泣いた。延長11回2死一、二塁。右前打を処理したDeNA・右翼手梶谷の送球が本塁手前で大きく跳ねた。捕手の頭を越す間にサヨナラの走者が駆け抜け、DeNAの長い挑戦が終わった。

 「What a wonderful year for us(何て素晴らしい一年だったんでしょう)」

 ラミレス監督は終戦後、穏やかに選手たちに語りかけた。3位からの下克上進出。シーズン開幕戦も、CSファーストSもファイナルSも、日本シリーズも黒星スタート。そこから逆襲してきた。今シリーズは3連敗で後がないところから2連勝。この日も9回、逆王手まであとアウト2個まで迫っていた。

 若さゆえに勢いづくと強く、若さゆえに細かなミスが出た。3―1の8回1死三塁。柳田を投ゴロに打ち取った22歳の砂田は、三本間に立つ走者を確認しながら一塁へ転送し、その間に1点差に迫られた。「判断ミスをしてしまった」と砂田。サヨナラ返球が跳ねた梶谷は「中途半端だったかな。完璧を求めるならもう少し手前から」とバウンド位置を悔やみ、頭上を越された嶺井も「タイミングはアウト。イレギュラーして思ったより高く跳ねた」と唇をかんだ。

 「もしあれが、など言うつもりはない。最後まで戦った結果がこうなっただけ」とラミレス監督は誰も責めることはしなかった。昨年のCSファイナルS敗退から、またチームは一つステージを上がった。リーグ優勝、そして日本一へ。「負けたのではなく、得るものが多かった一年だった」と指揮官の視線はすでに来年へ向けられていた。 (後藤 茂樹)

 ▼DeNA・山崎康(9回、内川に同点ソロを被弾)内川さんの方が上だった。勝負した結果がああなった。1球の甘さを感じた。悔しい。結果は必ず出るし、この事実は変えられない。

 ▼DeNA白崎(今シリーズ初先発で5回に左越えソロなど2安打)先発で起用してくれたチャンスを、結果で返したいと思っていた。

 ≪最長5年連続セ日本一逃した≫DeNAが敗れセの出場球団は5年連続のV逸。パは50〜55年に6年連続、65〜73年に9年連続で敗退しているが、セでは56〜59年、74〜77年、03〜06年の4年連続を抜く最多連続敗退になった。

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