ソフトB川島 プロ12年目初のサヨナラ打 王会長も興奮「歴史に名を刻んだ」

[ 2017年11月5日 07:52 ]

SMBC日本シリーズ2017第6戦   ソフトバンク4―3DeNA ( 2017年11月4日    ヤフオクドーム )

<ソ・D>延長11回、サヨナラ打の川島(左)は松田と抱き合って喜ぶ
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 V打を放ったのはソフトバンク・川島だった。延長11回2死一、二塁。カウント2―2から外角低めの直球を右前にはじき返した。梶谷の本塁への送球が本塁手前で大きく弾み、捕手の嶺井が捕球できない。二塁走者の中村晃が生還。12年目で初のサヨナラ打が大一番で飛び出した。

 「バットに当てて事を起こせば、と思っていた」。ベンチから飛び出した仲間にもみくちゃにされ「チーム全体が一つになっていた。チャンピオンになるべきチーム」と胸を張った。シーズンでは左投手に打率.297。左腕・今永対策で先発も、4打席目まで無安打3三振。右腕の三上からの一打は意地が詰まっていた。

 試合後には王会長に「歴史に名を刻んだ」と話し掛けられ「もうユニホームを脱がないといけないのかなって…。それくらい力が抜けた。王会長の言葉は凄い」と興奮が収まらない様子だった。

 ▼ソフトバンク・中村晃 三塁コーチャーが回すと思って走った。タイミング的にアウトだと思ったけど捕手が後ろに下がったのが見えた。

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