DeNA 19年ぶり日本シリーズ1勝 ルーキー浜口快投 女房役・高城3安打3打点

[ 2017年11月1日 21:35 ]

SMBC日本シリーズ第4戦   DeNA6―0ソフトバンク ( 2017年11月1日    横浜 )

<D・ソ>7回、ソロ本塁打を放った高城(右)を出迎える浜口
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 プロ野球のSMBC日本シリーズ(7試合制)は1日、横浜スタジアムで第4戦が行われ、3連敗を喫していたDeNAが6―0でソフトバンクに完勝し、日本一に輝いた1998年以来19年ぶりとなる日本シリーズ1勝をマークした。通算成績はソフトバンクの3勝1敗。

 DeNAは、先発マウンドに上がったドラフト1位ルーキーの左腕・浜口遥大(22)がパ・リーグ王者のソフトバンク打線を8回1死までノーヒットに抑える快投。打線は5回にセ・リーグ首位打者の5番・宮崎がソフトバンクの先発左腕・和田から左越えソロを放って先制すると、さらに1死二、三塁としてから倉本の右犠飛で2点目。7回には3番手・五十嵐の代わりバナをとらえてシーズンで本塁打のなかった高城が左越えソロを放って加点すると、8回には1死三塁から宮崎の右前打でもう1点。さらに1死二、三塁から高城が左前へ2点適時打を放って完勝した。

 ソフトバンクは初回と3回に四死球で出塁した走者を得点圏に進めながらあと1本が出ず。浜口に無安打に抑えられたまま回を重ねた。8回1死から代打・鶴岡が右中間二塁打を放って日本シリーズ史上初の1人の投手によるノーヒットノーラン達成は阻止したが、2死一、三塁で登板したパットンから今宮が空振り三振を喫して得点ならず。その裏に4番手として登板した摂津が3失点し、6点を追う9回は日本シリーズ初登板となったDeNAの守護神・山崎康に抑えられた。

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