中日ドラ4清水 憧れ千賀と同じ“お化けフォーク”磨く

[ 2017年11月1日 05:30 ]

フォークの握りを披露する中日ドラフト4位の清水
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 中日からドラフト4位で指名された花咲徳栄の清水が埼玉県加須市内の同校で中田宗男スカウト部長らから指名あいさつを受けた。今夏の甲子園で同校を初優勝に導いた右腕は最速150キロの直球もさることながら、決め球は落差の鋭いフォーク。憧れの投手も「お化けフォーク」を武器に持つソフトバンク・千賀で「自分と同じ決め球を持っていて三振が欲しい時に奪える。自分のフォークも“お化け”と呼ばれるようになりたい」と磨きをかけることを誓った。

 フォークは高校入学後に習得し始め、日常生活でも500ミリリットルのペットボトルを人さし指と中指で挟みながら持ち歩くなど鍛錬を重ねた。中田部長も「握る時に指がスッと入る高校生はなかなかいない。完全に握れるから球が抜けて、落差が大きくなる」と目を見張る。「高校で日本一を経験した。プロでも目指すのは日本一の投手」と清水。甲子園優勝投手が宝刀を武器にプロの世界でも頂点をつかむ。(徳原 麗奈)

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2017年11月1日のニュース