阪神 ガチバトルの秋 中谷VS大山!紅白戦で4番対決へ

[ 2017年10月30日 05:30 ]

打撃練習に向かう中谷(左)と大山
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 晩秋の安芸で「ガチンコバトル」が繰り広げられる。阪神・片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ(48)が29日、11月2日に始まる秋季キャンプでは各クールに最低1回は実戦、実戦形式の練習を取り入れる考えを明かした。同じポジションの選手同士を競わせる方針も示しており、地力アップはもちろん、若虎にとってはアピール合戦の場となりそうだ。

 「紅白戦も含めて、実戦形式、ケース打撃を今年もどんどん取り入れていく。量は減らないように。秋のキャンプというのは量をこなすというのが1番なんで、量をこなす中で実戦がある感じ」

 「紅組4番・大山」対「白組4番・中谷」――。そんな勝負が見られそうだ。既に秋季練習中のフリー打撃から2人を同組で打たせ、「ライバルという意味でも一緒に打たせて競ってもらおうと」と狙いを明かした。もちろん、キャンプイン後も方針は継続し、「2人に限らず高山にしても、西岡にしてもね。誰と誰というだけじゃなく、そういう選手が出てくるのに越したことはないので」と力説した。

 見るのは安打、本塁打という単純な結果だけではなく、より実戦的なプレー。「二ゴロでの進塁打」や「最低限の犠飛」などだ。

 「監督が言ってきた気持ち、執念とかプラス、そういうことを各選手がやろうとしてきた。全部が全部成功するわけじゃないけど、それを高めていかないといけない」

 守備、走塁を含めて求められるのは試合に勝つための動き。濃密でハードな安芸キャンプが間もなく始まる。(山添 晴治)

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