【Wシリーズ舞台裏】ロッテ井口監督の元同僚 スペイン語通訳で活躍中

[ 2017年10月29日 05:30 ]

アストロズのスペイン語通訳シントロンさん
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 アストロズを陰で支えるのは今季からスペイン語通訳として働くアレックス・シントロンさん(38)だ。プエルトリコ出身の元メジャーリーガーは「(スペイン語圏の)選手は米国で英語だけでなく、文化など学ぶことが多い。その手伝いをしている」と言う。

 大リーグは昨季から全球団にスペイン語通訳の雇用を義務付けた。ロッテ・井口監督のホワイトソックス時代、当時のオジー・ギーエン監督が「日本選手には通訳がいるのにヒスパニックの選手にいないのは不公平」と話したが、約10年たちシステム化された。シントロンさんは「(ア軍在籍の)ベルトランがヤンキース時代に日本選手の通訳が役立つのを見て、MLBや組合に働きかけたのがきっかけ。働く機会をもらえて助かる」と感謝する。

 ちなみに、06、07年にホ軍で同僚だった井口監督とは仲が良く「監督になったと聞いて祝福メッセージを送ったよ。監督としても成功してほしいね」とエールを送った。 (シリーズ取材班)

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2017年10月29日のニュース