“肥後のルース”九州学院・村上　ヤクルト外れ１位も清宮に次ぐ３球団競合

プロ野球ドラフト会議＝ヤクルト１位・村上宗隆捕手（九州学院） （ 2017年10月26日 ）

ヤクルトから１位指名された九州学院・村上はチームメートから拍手で祝福される
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　九州学院・村上はヤクルトの外れ１位とはいえ、３球団が競合。高校通算５２本塁打を誇る「肥後のベーブ・ルース」は「１位だったらいいなと思っていたが実際に指名されるとは。名前を呼ばれてうれしかった」と頬を緩めた。

　１メートル８７、９５キロの恵まれた体格で、二塁までの送球が１・８４秒という強肩も魅力。ヤクルト・小川監督は「イメージは（巨人の）阿部慎之助。長距離が魅力。プロでもクリーンアップを打てる素材」と打力にも期待を寄せた。

　日本ハム１位指名の早実・清宮とは１年春の練習試合で本塁打を競演してからのライバル。しかし、３年夏はともに甲子園出場を逃した。「この夏、甲子園に出られなかった僕はまだ力不足。プロの世界で頑張って追いつきたい。（将来は）日の丸を背負えるような選手になりたい」と誓った。