初の難関法学部出身 東大・宮台 ハム7位でもこれから「やりがいある」

[ 2017年10月27日 05:30 ]

プロ野球ドラフト会議=日本ハム7位・宮台康平投手(東大) ( 2017年10月26日 )

東大運動会マスコットのイチ公から花束を贈られる宮台
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 7位指名の最後、会議開始からは2時間20分がたっていた。東大・宮台は「とても不安でした。呼ばれた時はホッとしたし本当にうれしいです」と心から喜んだ。

 04年松家卓弘(横浜)以来、東大史上6人目のプロ誕生となる。全員投手で難関法学部出身は初めて。通算最多は新治伸治(大洋)の9勝止まりで「先輩方が挑戦してできないこともあった。そこに挑むのはやりがいがある」と超えることを誓った。同期1位は清宮で「若い頃から注目され見習う点も多い。いろいろ話したい」と4学年下の同期からも貪欲に吸収する。

 最速150キロ、今秋は法大から勝ち点を奪うなど通算6勝した。「(野球以外に)未練はない。プロ野球選手になれるチャンスは今しかない」。六法全書と赤門に別れを告げ、プロの門をくぐる。 (後藤 茂樹)

 ▼東大・浜田一志監督 直球を武器に真っ向勝負する左のエースに育ってほしい。東大史上No・1のサウスポーだと思っている。

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2017年10月27日のニュース