明秀学園日立、初の甲子園当確 DeNA・細川弟が完投勝利

[ 2017年10月27日 05:30 ]

完投した明秀学園日立・細川は勝利の瞬間ガッツポーズ
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 第70回秋季高校野球関東大会は26日、横須賀スタジアムなどで準々決勝4試合が行われ、来春のセンバツ出場の目安となる4強が出そろった。明秀学園日立(茨城)は高崎健康福祉大高崎(群馬)を7―5で下し、春夏通じて初の甲子園出場を当確させた。ほかに東海大相模、慶応(神奈川)、中央学院(千葉)も勝ち上がった。

 茨城・明秀学園日立はDeNAの16年ドラフト5位・細川成也の弟・拓哉が、15安打を打たれながらも5失点完投。7―5で迎えた9回1死二塁を無失点で切り抜け、エースは「ピンチでも冷静にいられた。思い切り腕を振ることを意識した」とこん身のガッツポーズを見せた。

 CSファイナルS第5戦で6年ぶりとなる高卒新人で適時打を放つなど、活躍を続ける兄の存在は「凄く刺激になっている」という。「兄には“甲子園に近づいたよ”と報告したいが、ここで浮かれず明日も締まった試合をしたい」と語気を強めた。

 ▼DeNA細川(細川の兄で同校OB。自身も高卒1年目ながら日本シリーズ帯同メンバーに決定)うれしいですし、おめでとうと伝えたいです。僕も日本シリーズで頑張っていきたい。

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2017年10月27日のニュース