巨人1位指名の鍬原に高橋監督 先発・救援「両方できるのかなと いい競争をしてくれれば」

[ 2017年10月26日 18:16 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2017年10月26日 )

ジャイアンツのボールを手にポーズをとる中大・鍬原
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 プロ野球のドラフト会議は26日に東京都内で開催され、11年ぶりのBクラスとなる4位に終わった巨人は1巡目の指名で鍬原拓也投手(中大)との交渉権を獲得した。

 鍬原は最速152キロを誇る剛球に加え、鋭く沈むシンカーが武器。シンカーの使い手であるロッテ石川、ソフトバンク摂津の動画を何度も見て研究を重ねて習得した。「カウントによって握りを変える」変幻自在のウイニングショットだ。

 高橋監督は「(鍬原は)右のパワーピッチャー。(即戦力と)思っているし、来てくれるなら最初から期待したい。ビデオも見ていたし、神宮で試合をしているときにはクラブハウスで東都の映像も見ていた。(先発、救援の)両方できるのかなと。(チームでは)若い投手が出てきているが、いい競争をしてくれれば」と期待を口にした。

 ◆鍬原 拓也(くわはら・たくや)1996年(平8)3月26日、岡山県生まれの21歳。3歳で奈良に移り、小3で野球を始める。北陸(福井)では1年夏からベンチ入りも甲子園出場経験はなし。中大では1年春からリーグ戦に出場。昨秋は7試合に登板して3勝4敗、防御率3・77。決め球はスライダーとシンカー。1メートル76、77キロ。右投げ右打ち。

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