東大 3勝8敗で終了 浜田監督「みんな実力を存分に出してくれて、良いチームを作ってくれた」

[ 2017年10月24日 19:55 ]

東京六大学秋季リーグ戦   東大3―6明大 ( 2017年10月24日    神宮 )

試合終了後に行われた東大の送別会で宮台(左)は感謝の意を述べる
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 東大が明大に連敗し3勝8敗・勝ち点1で今季全日程を終えた。

 法大から連勝で勝ち点獲得するなど躍進した今季。浜田一志監督は「みんな実力を存分に出してくれて、良いチームを作ってくれた」と称えた。

 9回には3番・楠田創外野手(4年)が今季3号となる2ラン。東大史上トップタイのシーズン3本塁打を決めた。実は東大の個人シーズン最多本塁打記録を持っているのは浜田監督。現役時代の85年春に3発をマークした。「僕の記録を抜いてほしかったですね。教え子に抜かれるなんて、こんな幸せなことはない。でも並んだだけでもうれしいし、最後は良い打者になった」と目を細めた。1シーズン45得点とし、94年秋の46得点に次ぐ史上2位。フルスイングの東大を印象づけた秋となった。

 この日、5回から救援したドラフト候補の宮台らチームの中心だった4年生が卒業し、新たなシーズンへ向かう。「こうやれば勝てるというのがわかってきた。それを生かして地道に頑張りたい」と指揮官は気を引き締めた。

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2017年10月24日のニュース