清宮、阪神入りなら経済効果「史上最大級」破格の64億超え

[ 2017年10月24日 05:30 ]

早実の清宮
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 「藤浪超え」は間違いなし!? 関西大学の宮本勝浩名誉教授(72)が23日、早実・清宮幸太郎内野手(18)が阪神に入団すれば、経済効果が史上最大級の64億8975万円になるという計算結果の報告書を発表した。過去に同教授が計算した10年日本ハム入団の斉藤の52億5045万円、12年阪神入団の藤浪の44億円を大幅に上回る破格の数字。怪物への注目度は高まるばかりだ。

 経済効果(専門的には経済波及効果)とはイベント、事件、人の行動などによって、消費者、企業、自治体が直接的、間接的に消費または投資した金額の総額のこと。清宮が阪神入りした際の直接効果は「レギュラーシーズンにおける観客動員増加」、「キャンプにおける観客動員増加」、「グッズの売り上げ」他で、合計30億451万円となる。これに間接的消費となる一次波及効果、二次波及効果を加えた数字が64億8975万円だ。

 清宮が1軍でコンスタントに出続けることが条件ながら、斉藤や藤浪より大幅に大きくなった要因は、毎試合プレーが見られる野手であること。宮本名誉教授は「史上最大級の経済効果であり、清宮選手が期待通りの活躍をすれば、日本中に清宮選手ブームを引き起こすであろう」と報告書をまとめている。

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2017年10月24日のニュース