DeNA ウィーランドは6回途中降板 得意の打撃では3打席オール出塁

[ 2017年10月23日 20:40 ]

セCSファイナルS第4戦   DeNA―広島 ( 2017年10月23日    マツダ )

<広・D>3回、左前打を放つウィーランド
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は23日、マツダスタジアムで第4戦が行われ、DeNAの先発マウンドに上がったウィーランド投手(27)は6回途中で降板した。

 19日、20日と2連勝し、通算成績を2勝2敗(広島のリーグ優勝アドバンテージ1勝を含む)のタイに持ち込んだDeNA。台風21号の影響で21日、22日が2日連続で雨天中止となり、ようやく迎えた第4戦は開始早々から動いた。

 先発のウィーランドは初回、先頭の田中を四球で歩かせると、犠打で1死二塁。ここで3番・丸にカウント1―1から投じた3球目、内角低めのカーブを右翼スタンドへ運ばれ2点を失うと、さらに二塁打の松山を二塁に置いた2死二塁から新井に右翼線二塁打を浴びて3点目を失った。西川にも安打を許してなおも続いた2死一、三塁では会沢を空振り三振に仕留め、この回を切り抜けた。

 2回から別人のように立ち直ったウィーランドは2回、3回、4回と3イニング連続で3者凡退にピシャリ。その間、打線は広島先発・薮田をとらえて4回に筒香の左越え1号ソロで1点を返すと、5回には倉本、桑原の連続二塁打などで同点に追いつき、さらにロペスの適時打で勝ち越した。

 だが、4―3と1点リードで迎えた6回、先頭・バティスタに四球を与え、続く新井に左前打を浴びて無死一、二塁のピンチを招くと、ウィーランドはここでお役御免となった。

 ここでマウンドへ上がった2番手・砂田は西川をストレートの四球で歩かせて無死満塁とピンチを広げたが、3番手・三上が岩本、小窪の代打陣を2者連続三振に仕留め、ここで登板した4番手・エスコバーも失点を許さず、1点リードを守ったまま6回を終えた。

 ウィーランドの投球内容は5回0/3で105球を投げ、5安打3失点。5三振を奪い、与えた四球は4つ。8番に入った打撃は左前打、四球、四球で全打席出塁だった。

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