広島 先発・薮田は3点リード守れず、5回途中降板 DeNA勝ち越す

[ 2017年10月23日 19:51 ]

セCSファイナルS第4戦   広島―DeNA ( 2017年10月23日    マツダ )

<広・D>5回表無死二塁、同点とされてマウンドを降りる薮田(中央)
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は23日、マツダスタジアムで第4戦が行われ、広島の先発マウンドに上がった薮田和樹投手(25)は3点リードを守れず、5回途中で4失点KOを喫した。

 初回、1番・桑原、2番・柴田ともに3ボールから入る不安定な投球ながら無失点。その裏、打線が丸の2ランなどで3点を先取し、いきなり援護をもらった薮田だったが、2回も3回も無失点ながらともに四球を与えて併殺打でピンチをしのぐ展開が続いた。

 そして3―0のまま迎えた4回、筒香に左越えソロを浴びると、5回には先頭打者として打席に入った先発投手のウィーランドを四球で歩かせ、倉本、桑原の連続二塁打で3―3の同点。ここでマウンドを2番手・九里に譲った。代わった九里は送りバントで1死三塁としてからロペスに中前へ勝ち越し打を許し、薮田の失点は4に膨らんだ。

 薮田の投球内容は4回0/3で91球を投げ、5安打4失点。4三振を奪い、与えた四球は4つだった。

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