【広澤克実 視点】実戦不足が招いた広島打線の反応遅れ

[ 2017年10月21日 05:30 ]

セ・リーグCSファイナルS第3戦   広島0―1DeNA ( 2017年10月20日    マツダ )

7回無死一塁、犠打を試みるも捕ゴロ併殺に倒れて天を仰ぐ石原。右は二塁手の柴田
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 脳から微電流が流れて筋肉を動かすまでの反応がトップアスリートで0・1秒とされている。投手が投げる150キロの直球は、その0・1秒で約4メートル動く。広島の各打者はシーズン中よりも微妙に反応が遅れているように見える。

 目が慣れていないのもある。直球の場合だと0・01秒で40センチ、0・001秒で4センチ。ピントを合わせる時間がわずか0・001秒余分にかかれば4センチのずれで、打者は差し込まれるなど違ったパフォーマンスになる。

 原因は実戦勘だ。社会人チームと3試合組んで臨んでいるが、「昨年もやれた」という経験が果たして調整段階での油断につながっていなかったか…。3つの併殺打。バントが決まらず、エンドランも盗塁も失敗した。らしからぬ拙攻。22歳と若い西川はアジャストできているが上位、中軸を打つ選手が早く対応しないと短期決戦は終わってしまう。(スポニチ本紙評論家)

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