松山CS初安打、丸が快打!広島、五分からの反転攻勢へ光明

[ 2017年10月21日 05:45 ]

セ・リーグCSファイナルS第3戦   広島0―1DeNA ( 2017年10月20日    マツダ )

2回無死、松山は右翼線二塁打を放つ
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S=6試合制)は20日にマツダスタジアムで第3戦があり、広島は3位・DeNAに0―1で敗れ、リーグ優勝のアドバンテージ1勝を含む2勝2敗に並ばれた。5番に打順を下げた松山竜平外野手(32)が今シリーズ初安打を放ち、丸佳浩外野手(28)も快打で復調の兆し。五分からの反転攻勢へ光明はある。

 9回2死。一発が出れば同点という場面でエルドレッドが空振り三振に倒れると、大観衆が深いため息をついた。連敗で2勝2敗の五分。重苦しい零敗にあって松山と丸に復調の兆しが見えたことは収穫だった。

 松山は第2戦まで4番を任され、計6打数無安打で本来の働きができていなかった。9月以降の出場はすべて4番。5番出場は8月31日の巨人戦以来だった。1点を先制された直後の2回先頭、ファウルで粘りに粘ってフルカウントからの11球目を右翼線へ。今シリーズ7打席目で出た待望の初安打が二塁打になった。

 「安打が1本出て、これから前向きになれるか」という報道陣の問いに「まあ、そうですね」と応じ、今後の爆発を予感させた。6回2死一、二塁ではワンポイントで投入された砂田の球を見極めて四球で出塁。持ち前のつなぐ攻撃も形を見せ始めてきた。

 得点には結びつかなくても、6回の最大の好機をお膳立てしたのが丸だった。1死から右前打した菊池に続く形で右前打。追い込まれながらも直球を打ち返し、鋭いゴロで一、二塁間を抜いた。井納を降板へ追い込む一打にもなった。

 第1戦は3打数無安打。第2戦に出た唯一の安打も二塁への内野安打だったことも思えば、丸にとっても今シリーズ初の“クリーンヒット”だった。「チームとしてあと1本出なかったのがもったいなかった。昨日もヒットを打っているし、変わりない。一緒」。不動心を強調したが、「最多安打」のタイトルを獲得した強打者らしさが戻ってきたことは明るい材料だ。

 最大6試合の短期決戦。敗戦を引きずっている時間はなく、既に気持ちは切り替わった。松山も「また明日から頑張ります」と力を込めた。2勝2敗に追い付かれたとはいえ、きょう21日に勝てばCS突破に王手がかかる状況に変わりはない。一戦必勝で挑むだけだ。(柳澤 元紀)

 ≪吉兆!全4例 日本S進出≫広島が連敗で2勝2敗に追いつかれた。日本シリーズ進出を決めるプレーオフ、CSで2勝0敗から連敗して追いつかれたのは5チーム目。過去4チームと以降の星取りは

05年ロッテ→○

08年西 武→○○

11年中 日→○○

14年ソフト→○●○

で、いずれも逆転を許さず日本シリーズに進出している。

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