元巨人・石井義人監督 全国大会初勝利!「楽しくやろう」佐藤病院率いる

[ 2017年10月21日 15:58 ]

元巨人・石井義人監督
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 社会人軟式野球の日本一を競う天皇賜杯第72回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメントが21日、兵庫県で開幕した。1回戦16試合が行われ、公徳会佐藤病院(山形)が2―0で北陸ガス(新潟)に零封勝利。西武、巨人などで活躍し6月に就任した石井義人監督には全国大会初勝利となった。

 3回に1番大泉の右前適時打で先制。9回に追加点を挙げ、3投手が2安打完封リレーと相手打線を封じた。石井監督は「選手たちには楽しくやろうと話していた。選手全員の勝利」と喜びを口にした。

 軟式野球らしさが出たのが9回の場面。四球と野選でたまった走者を犠打で進め1死二、三塁に。ここで石井監督はヒットエンドランのサインを出した。「プロ野球ではそう見られない。軟式野球ならではですよね」と石井監督。サイン通り2番中村が一塁前へボテボテのゴロを転がす間に、三塁走者が貴重な追加点のホームを駆け抜けた。「あの場面はとにかくバットに当てて転がすこと。チーム打撃はずっと練習してきました」と説明した。

 チームは山形県内屈指の強豪だが、10月上旬の国体ではドウシシャ(大阪)に敗れ初戦敗退。2週間で基本を確認し、楽しみながらプレーする野球の本質を徹底させたという。

 昨年までプロ野球、独立リーグで硬式一筋だった石井監督は「ボールがつぶれてしまうのが一番難しい。強く叩いても、すくってもダメ。ミート重視したレベルスイングでないといけない」と対応の難しさを口にする。それでも待望の全国1勝を挙げ、次は21日に森自動車(和歌山)と対戦予定。「今日みたいに楽しくプレーできれば勝てると思う。選手よりも自分が一番楽しくやれば、勝手に選手たちがついてきてくれると思っていた」と笑顔で次戦を見据えた。

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