楽天・嶋、千金の千賀撃ち!両チーム初タイムリーが決勝打に

[ 2017年10月19日 21:58 ]

パ・リーグCSファイナルS第2戦   楽天2―1ソフトバンク ( 2017年10月19日    ヤフオクドーム )

<ソ・楽>7回1死二塁、嶋が左中間に適時二塁打を放ち塁上でガッツポーズ
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 1―1で迎えた7回1死二塁。ソフトバンク千賀の投じた内角低め154キロの速球を楽天・嶋のバットが捉える。「先発の辛島、中継ぎ陣が一生懸命投げてアウトを積み上げていたので、何とか応えたいと思って打席に入りました」。そんな思いを乗せた打球は左中間を抜ける適時二塁打に。嶋は二塁ベース上で両手を叩いて喜びを表現した。

 3―2で勝利した第1戦に続き、この日も1点を争う緊迫した展開。初回に敵失絡みで1点を先制したものの、4回に内川に同点ソロを浴びた。その後は互いに得点圏に走者を置きながら、得点できず。嶋のヒットは今回のCSファイナルで両チームを通じて初めてのタイムリーだった。

 “お化けフォーク”の異名を持つ鋭いフォークの使い手・千賀から千金の一打。「(速球とフォークの)どちらが来るか、わからないのでコンパクトにいこうと思いました」。キャプテンは捕手としても投手陣を巧みにリードして僅差のゲームをものにした。

 これでアドバンテージを含めても2勝1敗と優位に立った。エース則本が先発する20日の第3戦に勝てば、日本シリーズ進出に王手がかかるが「まだまだ、これからです。あしたも厳しい試合になると思うので頑張ります」と表情を引き締めた。

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