嶋が千金打!楽天“下克上”へ、接戦制し2勝目 ソフト打線沈黙

[ 2017年10月19日 21:31 ]

パ・リーグCSファイナルS第2戦   楽天2―1ソフトバンク ( 2017年10月19日    ヤフオクドーム )

<ソ・楽>7回1死二塁、勝ち越しの適時二塁打を放つ嶋
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 楽天がリーグ優勝のソフトバンクを相手に接戦を制して2連勝。通算2勝1敗(アドバンテージ含む)とし、リーグ3位からの下克上にまた一歩前進した。

 初回1死から藤田が四球で出塁。続く銀次が右前打を放つと、これをソフトバンクの右翼手・川島が後逸。一走・藤田が一気に生還し、幸運な先制点を奪った。

 先発の辛島は3回まで5三振を奪う好投。3回1死一、二塁のピンチでは遊撃の茂木が今宮の中前に抜けようかという当たりを好捕し、一走を二塁で封殺。守備陣も辛島を守り立てた。

 4回に内川に2試合連続となる左越えソロ本塁打を浴びて同点に追いつかれたものの、辛島は5回1/3を4安打1失点と好投。6回1死二塁の場面で救援した宗がこのピンチを無失点で切り抜けると、7回には1死二塁から嶋の左中間への適時二塁打で1点を勝ち越し。宗から高梨、福山、松井裕と小刻みな継投で逃げ切った。

 ソフトバンクは先発の千賀が6回1/3を6安打2失点(自責1)と踏ん張ったが、打線は再三、得点圏に走者を進めながら、あと1本が出ず。第1戦に続きソロ本塁打による得点だけに終わった。

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