ヤ軍“松井ジャンプ”以来の大逆転 4点差ひっくり返し伝説再現

[ 2017年10月19日 05:30 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦   ヤンキース6―4アストロズ ( 2017年10月17日    ニューヨーク )

アストロズ戦の8回、同点二塁打を放つヤンキースのジャッジ
Photo By 共同

 ヤンキースが伝説を再現する逆転劇だ。4―4の8回1死一、三塁、サンチェスが99マイル(約159キロ)を右中間2点二塁打。「しっかりスイングしてボールを捉えることだけ考えた」。今シリーズ初安打でアストロズの守護神ジャイルズを沈めた。

 お膳立ては、前夜に今シリーズ初本塁打を放ったジャッジだ。4点を追う7回に中越えソロで口火を切ると、8回には左翼フェンス直撃の同点の二塁打。「失投を逃さず、相手にダメージを与えられた」と流れを変えた。ポストシーズンで7回以降の4点差逆転は、ヤ軍にとって03年のレッドソックスとの同シリーズ第7戦以来14年ぶり。松井秀喜が8回の同点の生還後、大きくジャンプして歓喜を爆発させた試合だ。2連敗後に2連勝。王手をかける第5戦へ、田中にバトンが託された。 (大林 幹雄)

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2017年10月19日のニュース