阪神・小野が第3戦「第2先発」2戦で11投手起用、枠増員も

[ 2017年10月17日 05:30 ]

セ・リーグCSファーストS第3戦   阪神―DeNA ( 2017年10月17日    甲子園 )

 最後は総動員で突破だ。午後3時に中止が決定。阪神・香田投手コーチは雨天の影響もあって13失点した15日の第2戦を踏まえ、「選手から、いつもとは体の違うところを張っていると聞く。下(マウンド)が緩かったからね。いい雨というか、メンテナンスするにはいい休養」と前向きに捉えた。

 15日は7投手、2日間で延べ11投手を投入しただけに救援陣には恵みの雨だ。第2戦では桑原が6失点、マテオが3失点と崩れても勝ちパターンでの起用を動かさず、信頼は不変であることを「もちろん」と強調した。

 第1、2戦はベンチ入り25人のうち投手は先発1人を含む8人態勢。必勝を期す第3戦へ向けて同コーチは「野手との兼ね合い。登録人数との兼ね合いなので、どうなるか」と投手枠を増員する可能性を認めた。

 「第2先発」として待機しそうなのが過去2戦はベンチ外だった新人の小野だ。他の投手陣とともに室内練習場で調整。みやざきフェニックス・リーグでは11日のロッテ戦に先発して2回完全の内容で実戦調整を終え、「投げた感じがよかった。その感じで力まず、平常心で臨みたい。投げることになれば、しっかり投げたい。チームが勝てるように」と貢献を誓った。今季、虎を何度も救ってきた救援の力が最後まで頼りだ。

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2017年10月17日のニュース