能見がスライド登板へ 報道陣に「何もないです」静かなる闘志

[ 2017年10月17日 05:30 ]

セ・リーグCSファーストS第3戦   阪神―DeNA ( 2017年10月17日    甲子園 )

キャッチボールで調整する能見
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 第3戦の先発が予想されていた阪神・能見は雨天中止を受け、17日にスライド登板することが濃厚となった。室内練習場でキャッチボール、ショートダッシュなどのメニューを消化。練習終了後には多くの報道陣に囲まれ、「何もないです」と緊張感を漂わせた。

 第2戦の21安打13得点で勢いづいたDeNA打線に対して今季は3試合に先発して1勝0敗の防御率2・14。直近の対戦だった9月28日も9回4安打2失点で完投勝利を納めた。

 調整登板だったフェニックス・リーグの9日の巨人戦は4回2失点。いずれも失策絡みの失点で不安材料はない。セ・リーグに予告先発制度が導入された12年以降、スライド登板の経験は一度しかなくても調整は万全だ。

 ▼能見のスライド登板 セ・リーグに予告先発が導入された12年以降で能見のスライド登板は15年に一度あるだけ。登板予定だった8月25日の広島戦(マツダ)が台風の影響で中止。翌26日の同戦にスライド登板し、4回1/3を3失点で敗戦投手になった。

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2017年10月17日のニュース