西武が投打で圧倒 ファイナル王手!雄星完封 則本との“200K”対決に完勝

[ 2017年10月14日 16:02 ]

パ・リーグCSファーストS第1戦   西武10―0楽天 ( 2017年10月14日    メットライフD )

<西・楽>1回2死二塁、力投する先発・菊池。ウィーラーを三振に抑える                              
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 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが14日、開幕。西武が、序盤の猛打と先発・菊池の完封劇で楽天に10−0で完勝。ファイナルステージ進出へ王手をかけた。

 打線が「奪三振王」の則本を早々に攻略してみせた。1回1死一塁、浅村の左越え2ランで2点を先制。3回には1死満塁から中村の中犠飛、続く炭谷が中越えへ2点適時二塁打。さらに秋山、源田の連続適時打と畳みかけて、この回5点。序盤からの大量リードで試合を優位に進めると、6回には中村が左越え3ランを放って試合を決定づけた。

 先発の菊池は初回、先頭の茂木に安打を許したが、後続を打ち取り無失点。2回にも先頭を安打で出しながらも併殺打で切り抜けると、3回以降も安定した投球を披露した。今季222奪三振の則本と、217奪三振の菊池。200奪三振以上をマークした投手による投げ合いに注目が集まる中、4回に則本が降板するのを尻目に、9回を投げ切り、散発5安打9奪三振無失点。CS初登板を完封勝利で飾った。

 楽天は、則本が4回を投げ、7安打6四死球7失点と大乱調。レギュラーシーズンの6失点を上回る今季ワースト失点でKOされると、打線も菊池の前に沈黙。見せ場のないまま、先勝を許した。

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