記録で見るア・リーグ優勝決定S カイケル、ライアン以来の2ケタ奪三振

[ 2017年10月14日 13:26 ]

10三振を奪ったアストロズのカイケル(AP)
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 アストロズの先発ダラス・カイケル(29歳)は7回で10奪三振。2015年9月27日の対レンジャーズ戦以来、約2年ぶりに2ケタの三振を奪った。

 アストロズの投手がポストシーズンで2ケタの奪三振を記録したのは、1986年のナ・リーグ優勝決定シリーズ(対メッツ)の第1戦に登板したマイク・スコット(14)と、同第5戦に投げたノーラン・ライアン(12)以来、実に31年ぶり。カイケルの今季最多奪三振は4月30日のアスレチックス戦で記録した「9」だった。

 抑えのケン・ジャイルズ(27歳)は1回2/3を投げて今ポストシーズンで2つ目のセーブを挙げたが、9回にヤンキースのグレグ・バード(24歳)に被弾。34セーブをマークした今季は63試合の登板で4本しか本塁打を許さなかったが、ポストシーズンでは3試合ですでに2本塁打を献上している。

 今季の首位打者、ホセ・アルトゥーベ(27歳)は4打数3安打。今ポストシーズンでは19打数11安打で打率は・579となった。ポストシーズン最初の5試合で11安打以上を記録したのは、2001年のイチロー(当時マリナース=20打数12安打)以来。1メートル68の小柄なスラッガーがアストロズ打線を支えている。

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2017年10月14日のニュース