ソフト千賀、最高勝率“復活当確”「うれしくて不思議」 自身初タイトル

[ 2017年10月7日 08:24 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―3オリックス ( 2017年10月6日    ヤフオクD )

5回無死、T−岡田に右越え本塁打を打たれがっくりの千賀
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 その瞬間、両手でバンザイをした。2―3の9回2死二塁から上林が同点の右前適時打。グラウンドに向かって何度も頭を下げるソフトバンク・千賀の姿からは、感謝の思いがあふれた。

 「情けない投球だと思った。野手が点を取ってくれて感謝の一言。(タイトルは)ないと思っていたものが手元に来て、うれしい気持ちと不思議な感じ」

 2点ビハインドの6回3失点で降板。そのまま負ければ勝率・722で、残り試合に登板しない東浜に「勝率第1位」を譲るところだった。ところが、土壇場で千賀の黒星が消えた。13勝4敗、勝率・765で自身初タイトルが事実上確定となった。ベンチでは、5回の6号ソロなど2打点で援護した中村晃から何度も頭を叩かれて祝福された。これにも笑顔で頭を下げた。

 投げずにタイトルを確実にさせる選択肢もあったが、規定投球回数にこだわった。しかし、初回から1点を失った。5回には先頭の若月に左越えソロを浴び、続くT―岡田にも右翼テラス席に2者連続アーチを許した。どうにか143イニングに到達する6回を投げ抜き、あとはひたすら打線の反撃を信じた。

 昨季は12勝3敗から3度、先発しながら「勝率第1位」の条件となる13勝目を手にできなかった。ようやくつかんだ初タイトル。東浜からも「おめでとう」と声を掛けられた。

 見据えるのは18日からのCSファイナルSだ。「(6回7失点だった)前回もやられて、今日もやられたようなもの。それでも考えることはある。CSに向けてしっかり準備できたら」。課題は残ったが、千賀に弾みがついたことも確かだ。

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