ロッテ サヨナラ勝ち 井上「ヘッドスライディング 自分でもビックリ 小学生以来じゃないですか」

[ 2017年10月5日 22:09 ]

パ・リーグ   ロッテ3―2楽天 ( 2017年10月5日    ZOZOマリン )

お立ち台で笑顔の井上(左)と関谷
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 ロッテは9回に井上のサヨナラ内野安打で試合を決め、引き分けを挟んで3連勝を飾った。

 2―2の9回2死二、三塁。代打・井上の当たりは遊撃へ。阿部が処理にもたついて送球すると、懸命に走っていた井上は勢いよく一塁へとヘッドスライディング。セーフの判定に、一塁ベンチを飛び出したチームメートから歓喜のウオーターシャワーを浴びた。

 「なかなかヘッドスライディングをしたことがなかったので、自分でもビックリしています。小学生以来じゃないですか」とお立ち台で笑った井上。「気持ちが出ました。勝ててよかった」と、116キロの巨体を揺らして必死のプレーを見せた背番号44を、伊東監督も「遅かったねえ。スロー映像を見ている見たいだった」と笑いながらも「よく打ってくれた」と称えた。

 今季限りで退任する指揮官にとって、残りは2試合となった。本拠地では9日のオリックス戦がラストとなる。「今日が最後だったらよかったけど…。次がいよいよ最後。頑張りましょう」と力強く締めた。

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2017年10月5日のニュース