巨人が動向注視 バレンティン 来季は「勝てるチームで」

[ 2017年10月5日 05:48 ]

笑顔でポーズをとるバレンティン
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 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(33)が4日、成田空港発の航空機で離日した。今季は125試合出場で打率・254、32本塁打、80打点だった。1年契約でプレーし、今後は白紙。一時は米球界復帰も希望していたが「もう33歳。現実的に難しい。いい環境でできるなら日本を最優先したい」と口にした。

 来日7年で13年には日本記録のシーズン60本塁打を放つなど、負傷で長期離脱した15年以外は毎年30本塁打以上をマーク。巨人が動向を注視するなど、複数球団が興味を示すことが確実な中、バレンティンは「スワローズは日本でチャンスをくれた。(他球団が)興味を持ってくれるのはありがたい。決断は難しいが、プロとして自分の力で勝てるチームでやりたい」と移籍の可能性も示唆した。

 ヤクルトの奥村政之国際グループ担当部長は「これから(残留交渉を)始めます」と話した。今季の年俸3億3300万円をベースに複数年契約の可否など、交渉を慎重に進めていく。

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2017年10月5日のニュース