記録で見るナ・リーグのワイルドカードゲーム

[ 2017年10月5日 14:20 ]

ナ・リーグ ワイルドカードゲーム   ダイヤモンドバックス11―8ロッキーズ ( 2017年10月4日    フェニックス )

7回に左中間に三塁打を放ったダイヤモンドバックスのブラドリー(AP)
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 ダイヤモンドバックスのゴールドシュミットはレギュラーシーズンの最後の4試合で17打数ノーヒットに終わっていたが、この日は最初の打席となった初回に3ラン。スランプに終止符を打った一発がチームに大きく貢献した。一方、今季の首位打者となったロッキーズのブラックモンは4打数ノーヒット。主力打者の成績が試合に大きく影響した。

 ダイヤモンドバックスは三塁打を4本マーク。マルテが2本、ポロックと投手のブラドリーがそれぞれ1本記録した。

 ポストシーズンで1試合4本以上の三塁打をマークしたのは、1903年の第1回ワールドシリーズでボストン・アメリカンズ(現レッドソックス)がパイレーツ戦で5本を2試合で記録して以来、実に114年ぶり。7回に左中間に運んだ投手のブラドリーはメジャー3年目、通算62打席目で記録した初長打が2打点の三塁打となった。

 ワイルドカードゲームは2012年以降に実施されているが、ナ・リーグでホームチームが勝ったのは13年のパイレーツ以来、ダイヤモンドバックスが2チーム目。過去3年ではホームチームはすべて1点も取れずに敗退していた。

 ダイヤモンドバックスはナ・リーグの地区シリーズでドジャースと激突。西地区1位(104勝58敗)対2位(93勝69敗)の対戦だが、今季はダイヤモンドバックスが11勝8敗と勝ち越している。

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2017年10月5日のニュース