西脇工・山中が完投勝利 聖地初出場の兄に続け

[ 2017年10月2日 05:30 ]

高校野球 秋季兵庫大会準々決勝   西脇工5―1尼崎小田 ( 2017年10月1日    姫路 )

1失点で完投した西脇工・山中勇人投手(1年)
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 西脇工の山中勇人投手(1年)が3安打1失点で完投勝利を挙げた。

 「少し肩が張っていたが、ここまで来たら勝つしかないと思った。最初は体が前に突っ込んでいたので、お尻から投げるように(下半身を)意識した」

 連投で疲れもあり、初回先頭打者に四球。先制点を許すなど7四球と苦しんだが、2回以降は要所を締める粘りの投球を見せ、136球で投げきった。

 兄の竣平さんは13年夏のチーム甲子園初出場時に主将を務めた。「優しくて、尊敬できる」兄が甲子園でプレーする姿をスタンドから見て、自分も西脇工でプレーしたいと進学。前日には「最近バットが振れていないから、絶対にヒットを打てよ」と激励され、6回1死二塁の好機では、応えるように3点目の適時打。「めっちゃ、うれしかったです」と目を細めた。

 秋は26年ぶりの準決勝進出を果たし、近畿大会出場に王手を懸けた。チーム史上初の選抜出場にも一歩ずつ近づいているが「心の中では思っています。でも、いまは上を見ずに、目の前の相手を倒すことに集中したい」。背番号10は次も無欲で挑んでいく。

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