巨人・菅野 最多勝当確17勝 沢村賞も「意識」6回零封

[ 2017年9月27日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3―0ヤクルト ( 2017年9月26日    東京D )

<巨・ヤ>ピンチをしのぎ、小林を指差しながらベンチへ戻る巨人先発・菅野
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 巨人・菅野がCS進出への執念をマウンド上で表現した。3回までパーフェクト。4回に初安打を許し、2死三塁で4番・山田を迎えた。徹底した外角攻めで、この日の最速153キロをマーク。際どい判定もあって四球で歩かせ、「悔しかった」と言うが、気持ちを切らさず続くリベロを遊ゴロに仕留めた。

 中5日登板が3試合続き、6回2安打無失点、98球でマウンドを降りた。「0点に抑えることだけ考えた。もう少し長いイニングを投げたかったけどね」。7回以降は救援陣が無失点リレー。両リーグ単独トップの17勝目を手にし、15勝の広島・薮田を引き離して最多勝、最優秀防御率の2冠もほぼ確定。高橋監督も「力で圧倒していた」とねぎらった。

 球団では02年上原浩治以来となる沢村賞も見えてきた。選考基準の7項目中、登板数、勝利数、防御率、勝率、奪三振の5項目をクリアすることが確実。「狙える位置にいる。今日も(沢村賞を)意識して投げた」。ただ、今はチームの勝利が最優先だ。「勝ち続けることがCSへの近道。最後まで意地をみせたい」。今季はあと1試合が予定されているが、CS進出を果たせば菅野の個人成績もより輝きを増す。 (重光 晋太郎)

 ≪菅野の今季成績≫菅野は6回無失点で今季17勝目。最多勝争いでは2位の薮田(広島=15勝)に2勝差をつけた。広島は残りが3試合しかなく自身初となる最多勝が濃厚だ。また、防御率は1.59と両リーグ規定投球回到達投手で唯一1点台をキープ。菅野は14、16年に最優秀防御率のタイトルを手にしており、今季もなら3度目。同タイトルの最多記録は稲尾(西鉄)の5度だが、チームでは藤本英、斎藤雅と並ぶ球団最多タイになる。また、2リーグ制後の巨人でシーズン防御率1.60未満は55年別所1.33、56年堀内庄1.46、58年藤田1.53、66年堀内恒1.39といるだけ。菅野が維持すれば51年ぶり5人目になるがどうか。

 ▼巨人・池田(7回2死一、二塁で西村が足を痛めたようなしぐさを見せて降板。緊急登板を無失点で切り抜け)菅野さんが投げる試合で勝ちを消してはいけないという一心で投げた。

 ▼巨人・長野(2―0の6回に左中間16号ソロ。球団1万1号目)芯で捉えた打球が、久しぶりにいい角度で上がってくれた。

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