法大 大西 一塁コーチャー務める 春に投球を右目に受け2カ月療養「いいチームメートに支えられた」

[ 2017年9月26日 17:02 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦第3週最終日   法大7―6慶大 ( 2017年9月26日    神宮 )

試合前にノックを受ける法大・大西
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 野球続行が不可能かと思われた法大の大西千洋外野手(3年)がこの日の慶大4回戦でベンチ入りした。

 春のリーグ戦、慶大3回戦で投球を右目に受け昏倒。救急車で搬送され手術。10日間入院し、その後は大阪の自宅に戻り2カ月間療養していた。

 2年には侍大学ジャパンにも選ばれた逸材。療養期間は「もう野球はできないかもしれない。陸上でもやろうかと思った」と振り返る。視力は完全に戻っていないが、この日は試合前のフリー打撃、守備でも問題なくこなした。「実践に復帰したのがリーグ戦の直前。まだ完全ではないけど、オープン戦に出場しても違和感はなかった」という。ただ、死球を受けたのが左投手だったため「最初は(左投手が)怖かったです」と恐怖心との戦いだった。療養中も含め青木久典監督やチームメート、ファンからも多くの激励を受け「期待されてる。応援してもらってると思って強い気持ちを持って克服した」と振り返る。

 この日は一塁コーチャーを務めるなど久しぶりの神宮球場で試合を体感した。「相手が慶応だったので余計負けられないと思いました。いいチーム、いいチームメートに支えられてここまでこれました」と最後は涙ぐんだ。まだスタメン復帰とはいかないが、俊足・巧打の大西だけに代打、代走の機会はありそう。明大に連敗して苦しいスタートを切った法大。慶大に何とか勝ち点を挙げたものの負けられない戦いが続く。大西の復帰でベンチの一丸ムードはさらに高まり残り3カードに6連勝を狙う。

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