阪神 球団初4投手60試合登板 躍進支えた鉄腕救援陣 史上初5投手大台目の前

[ 2017年9月26日 05:40 ]

セ・リーグ   阪神0―7DeNA ( 2017年9月25日    甲子園 )

<神・D>7回、2番手で登板した高橋
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 阪神・高橋が中日時代(05年61試合、10年63試合)に次ぐ3度目の60試合登板に到達した。0―3の7回に登場。2死から柴田に左前打を許しても、筒香を中飛に仕留めて無失点で切り抜けた。

 「60試合というのはケガなく1年間やらないとできない。そこまで来られたのは良かったです」

 長い球団史にその名を刻んだ。既に桑原(64試合)、岩崎(63試合)、マテオ(60試合)の3投手が大台を突破。10年(渡辺、久保田、西村)など3投手が60試合を超えた例はあっても4人は球団史上初だ。他球団に目を向けても15年の楽天と16年の巨人のみ。離脱者を出せば届かない数字だけにブルペン全体がうまく機能している証明だろう。

 「まだ、これから大事な試合があるので」

 2位確保をかけた残り試合はもちろん、来る左腕の力は必要不可欠。その目は早くも次戦以降をにらんでいた。59試合のドリスも王手をかけていて、プロ野球史上初の「60試合登板クインテッド」誕生はもう目前だ。今季の躍進を支えてきた男たちは、まだまだ、その手を緩めることはない。

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2017年9月26日のニュース