DeNA60年8月以来57年ぶり月間6完封 トラ連破で2位へ3・5差

[ 2017年9月26日 05:35 ]

セ・リーグ   DeNA7―0阪神 ( 2017年9月25日    甲子園 )

<神・D>完封で9勝目を挙げ、女房役の嶺井(左)と抱擁を交わすウィーランド
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 DeNA・ウィーランドは8回94球を無失点で投げ終えてベンチに戻ると、ラミレス監督の元に向かった。「9回も行きたいです」。来日して初めて上がった最終回のマウンド。4番からの中軸を3人で仕留めると、笑顔で捕手の嶺井とハイタッチを交わした。

 「最高です!自分の全てを出して、勝つことができたよ」。5安打で三塁を踏ませず、102球で来日初完封を果たした。チームは連日、そして今月6度目の完封。60年8月以来、球団史上57年ぶりの快挙となった。

 助っ人右腕にはメジャー時代の昨年から始めた験担ぎがある。試合前日、必ず寿司屋に出向く。ホームゲームでは横浜駅近くの店がいきつけで、好きなネタはトロとシマアジ。日本ハム・レアードばりの“寿司パワー”が、先発陣ではチームトップの防御率2・67の安定感を生む。

 打棒でも存在感を発揮した。3回1死でチーム初安打となる中前打を放つと、そこから3連打。桑原の中前適時打で先制のホームを踏んだ。「僕は打つことにもプライドを持っているんだ」。ラミレス監督も「全てにおいて彼の日だった」と最大級の賛辞を贈った。

 前回、月間6完封があった60年。そう、三原脩監督が率いた初の日本一イヤーだ。8月22〜24日の広島戦で果たした3試合連続サヨナラ勝利も、前回は60年だった。追い風を背に、4位・巨人を振り切ってCSに出るだけでなく、初のCS本拠地開催がかなう2位を奪う勢いだ。阪神との直接対決5連戦。2勝で甲子園を後にし、27日からは横浜に戻る。 (中村 文香)

 《球団完封記録》DeNAは9月6度目の完封勝ち。チームで月間6完封以上は、大洋時代の60年8月の9完封以来57年ぶり。ウィーランドは来日初完封で9勝目。DeNA外国人投手の完封勝利は09年10月2日巨人戦のランドルフ以来8年ぶりだ。また、14年モスコーソに並ぶ球団外国人投手のシーズン最多勝利となり次回登板で球団助っ人初の2桁勝利を狙う。

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