巨人、史上初の球団通算1万号本塁打 中井がメモリアル弾

[ 2017年9月26日 19:21 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2017年9月26日    東京D )

<巨・ヤ>4回1死 中井は左中間にチーム10000号となるソロホームランを放ちスタンドの声援に応える
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 巨人の中井大介(27)が26日のヤクルト戦(東京ドーム)の4回、岩橋から球団通算10000号本塁打を放った。10000号本塁打到達は12球団で初めて。

 「7番・左翼」で先発出場した中井は、1―0とリードして迎えた4回の第2打席、フルカウントからの6球目の内角直球を強振。打球は左翼席へと吸い込まれた。中井はこれが自己最多の5号。通算では10本目の本塁打となった。第1打席でも先制適時打を放っている。

 試合前、通算10000号まであと1本に迫っていた巨人。前日25日ヤクルト戦の7回に背番号9の亀井が中越えソロで球団9999号を記録。プロ野球史上初の大台に大手をかけていた。

 巨人の本塁打は1936年7月15日に中島治康が1号を記録。5000号は85年6月28日ヤクルト戦で投手の槙原寛己が放っている。近年では、8000号はT・ローズ、9000号はA・ラミレスと、ともに外国人選手が節目の本塁打を記録していた。

 通算868本塁打を記録した王貞治は2000号(65年5月7日国鉄戦)、3000号(72年6月9日阪神戦)と2度節目の本塁打を放っている。

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