ボス、見た?阪神ロジャース 再昇格即大暴れ3安打 24日にもCS決定

[ 2017年9月24日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8―1ヤクルト ( 2017年9月23日    神宮 )

<ヤ・神>5回、2ランを放ったロジャース(中央)はナインとハイタッチ
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 帰って来た阪神・ロジャースが猛虎をCS進出に向け前進させた。昇格即「5番・一塁」で起用されると、ここぞとばかりに快音を連発。2点リードの5回2死一塁、由規の初球スライダーを左中間席最前列まで運んだ。

 「2軍でいい状態の時に1軍に呼んでもらえたので、いいイメージを持ちながら、打席に入ることができているんだ」

 バットの先端ながら助っ人ならではのパワーでフェンスオーバーさせた。8月11日DeNA戦以来の5号2ランで中押しに成功。「とにかく(試合に)出るからには、勝ちに貢献したいと思っている」。試合の流れを大きく引き寄せる、貴重な一発となった。

 4、7回には左前打を放ち7月21日ヤクルト戦以来、今季2度目の3安打。神宮では7試合で23打数11安打、打率・478、3本塁打、8打点と好相性を誇り「ボールが見やすいというのは、ないこともないね」と、笑みがこぼれた。

 7月18日に1軍デビューしたが打撃不振で9月10日に降格。それでも、ひた向きさは変わらず「マイナーの経験もあるから。とにかくバットを振って結果を出すだけさ」と2軍で汗を流した。ウエスタン・リーグでは7試合で22打数10安打、打率・455と結果を残し、再昇格につなげた。「久々のナイターで最初は球が速く感じたよ」と1軍復帰初打席の初回2死一、三塁の先制機は150キロ速球に見逃し三振だったが、すぐさま修正してみせた。

 期待されるのは短期決戦における切り札的な存在だ。大山、中谷らの右打者が下降気味になっており、長打力のあるロジャースが好調さを保てば、その役割も十分可能。金本監督も“勢い”に価値を見いだす。

 「もうちょっと強い当たりというか、外国人らしい当たりが欲しいよね。でも、結果が全ての世界。(今の状態が)止まるまでは勢いも大事だから。順位が決まるまでは、何が何でも選手の調子優先でいかないとね」

 チームは2試合連続2桁となる14安打8得点で2連勝。3位以内が確定するクライマックスシリーズ(CS)クリンチナンバーを「2」とし、24日にもCS進出が決まる。新たな目標となった下克上日本一へ助っ人パワーがさく裂すれば、大きな力となるはず。「パンダ」が切り札となれるのか――。残り9試合で白黒をつける。(巻木 周平)

 ≪24日にもCS進出決定≫阪神は24日にも2年ぶりのCS進出が決定する。条件は阪神がDeNAに勝利で、巨人がヤクルトに敗戦か引き分け。阪神が引き分けでも巨人の敗戦で決まる。また24、25日のDeNA戦に連勝すれば、シーズン2位も確定。この場合巨人の勝敗は関係ない。

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