鎌倉学園 桐光学園に惜敗 30年ぶり関東大会切符を逃す

[ 2017年9月24日 12:41 ]

秋季高校野球神奈川県大会3位決定戦   鎌倉学園2―3桐光学園 ( 2017年9月24日    保土ヶ谷 )

<鎌倉学園―桐光学園>打撃の時だけメガネをかける鎌倉学園の西畑捕手
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 鎌倉学園が桐光学園に惜敗し30年ぶりの関東大会切符を逃した。終盤の8回に3番・新倉将大投手兼外野手(2年)と4番・松丸航太郎内野手(2年)の連続適時打で1点差まで迫ったが、あと1点及ばなかった。

 7番に座った捕手・西畑侑飛主将(2年)はなぜか打撃の時だけメガネをかけて試合に臨んでいた。実は前日にまさかのアクシデントが起きていた。「なんかボールが見づらいなと思っていて、昨日の試合後に視力を測りに行ったら0・2と0・3ですごい視力が落ちていた。これはまずいと思って、同じ視力のやつにメガネを借りたんです」。なんと借り物のメガネで打席に立っていたのだ。スポーツグラスではないフレームのある普通のメガネで視野は狭まりそうだが、2回の第1打席では早速左中間二塁打を放ち「ボールが良く見えました」と苦笑い。「これからはコンタクトでプレーします」と頭をかいた。

 準々決勝では横浜をコールドで破り、準決勝では慶応に敗れたものの0―1の惜敗と善戦した。「きょうは1点というものがどれだけ大きいかということを痛感した。冬は妥協なくやっていきたい」と見据えた。

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