巨人・由伸監督がくじ引く　初のドラフト抽選参加へ

＜広・巨＞３回２死一塁、マギーの中飛について東球審に確認する高橋監督
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　巨人は１０月２６日のドラフト会議で１位選手が重複した際に、高橋監督が初めてくじを引く。球団内で方針が固まったもよう。監督就任１年目の昨年は１位で２度重複したが、自身は抽選には参加しなかった。

　高橋監督は清宮がプロ志望を表明したことを受け「（自身が慶大時代に樹立した六大学野球リーグ記録の２３本塁打を）抜かれないことになって良かった」と冗談めかすと「実力はずばぬけたものがある。会見を見ていても（発言など）そういう部分でも魅力がある選手」と評した。プレーは映像でチェックしており、鹿取義隆ＧＭも「どこのチームも上位、１位でしょうね。（目標に掲げた８６８本塁打を）かなえてもらいたい」と話した。

　今後スカウト会議で１位選手を絞るが、清宮は最有力候補に挙がる。指揮官が自らの手で引き当てられるか。