マー君 3発8失点KOで12敗目「いい球、悪い球の差が大きかった」

[ 2017年9月23日 10:47 ]

ア・リーグ   ヤンキース1―8ブルージェイズ ( 2017年9月22日    トロント )

ブルージェイズ戦の3回、ヘルナンデスにソロ本塁打を浴びたヤンキースの田中 (AP)
Photo By AP

 ヤンキースの田中将大投手(28)が22日(日本時間23日)のブルージェイズ戦に先発。6回途中、5回2/3を投げて3本の被本塁打を含む6安打8失点(自責7)と崩れ、12敗目(12勝)を喫した。1試合8失点は5月14日のアストロズ戦以来で、自己ワーストタイ。

 田中は当初、20日のツインズ戦での先発が予定されていたが、ローテーション変更により、中7日でのマウンド。試合は初回にジャッジのソロ本塁打でヤンキースが先制して幕を開けた。

 しかし、田中はその裏に味方守備の乱れもあり、同点とされると、3回にはヘルナンデスに左越えソロを被弾。真ん中に入ったスプリットを豪快にスタンド上段へと運ばれ、1―2とリードを許した。

 4回は先頭のバティスタに四球を与えると、マーティンに左越え2ラン。甘く入ったスライダーを叩かれ、前回登板に続いて2本の被本塁打を許した。

 波に乗れない田中は6回に2つの四球と安打で2死満塁のピンチ。この場面でゴーインズに右中間への満塁弾を浴び、ここで降板となった。この日の球数は95球。

 試合は1―8でヤンキースが敗戦。打線は2回以降、得点を奪えずに3安打と沈黙した。

 ▼田中の話 いい球、悪い球の差が大きかったかなと思う。(満塁本塁打は)カウント優位に進めていたけど、あそこでしっかりと投げきれなかったことが大きな問題。必要なことをしっかりとやっていって(次の)試合を迎えたい。

続きを表示

この記事のフォト

2017年9月23日のニュース