巨人・畠“セ界制覇”持ち越し 天敵・丸に先制ソロ 6回3失点で降板

[ 2017年9月23日 15:41 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2017年9月23日    マツダ )

<広・巨>4回、3点目を失い、肩を落とす畠(左)
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 巨人のドラフト2位ルーキー、畠世周投手(23)が23日、巨人25回戦(マツダ)に先発登板。6回を3安打に抑えたが、自らの失策もあって3失点で降板し、今季7勝目はならなかった。

 畠は前回登板した17日のDeNA戦(東京D)で7回2安打無失点と好投して6勝目を挙げ、自らプロ初安打初打点もマーク。この日も優勝を決めた広島打線を6回3安打と抑え込んだ。だが、初回に2死走者なしから3番・丸に直球を右翼スタンドへ叩き込まれて先制を許すと、1―1で迎えた4回には無死一、二塁の場面で自らのけん制悪送球により二、三塁としてから4番・松山の右前適時打などで2失点。7回、先頭打者として打順が回ると代打・脇谷を送られ、降板となった。

 畠の投球内容は6回で打者22人に対して98球を投げ、3安打3失点。5三振を奪い、与えた四球は2つだった。丸に対しては今季打たれた3安打がすべて本塁打。試合前までの対広島戦成績は2試合で0勝1敗、防御率7.20でセ・リーグの対戦5カードで広島戦が唯一の白星なしとなっていたが、”セ界制覇”は持ち越しとなった。

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