メッセ 10・5か6中日戦イケる 故障後初ブルペン「ベリーハッピー

[ 2017年9月22日 05:50 ]

阪神のメッセンジャー
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 右足腓骨(ひこつ)骨折でリハビリ中の阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が21日、鳴尾浜球場で故障後初めてブルペン投球に取り組み、レギュラーシーズン中の復帰へ強い意欲を示した。

 「ベリーハッピー。久々にここ(マウンド)に来てうれしいよ。感じも良かった」

 1カ月前に松葉づえを使って歩いていた思えない躍動」ぶりだ。ユニホームに袖を通し、グラウンドへ。ランニング、キャッチボールで体を温めてブルペンへ入った。10球の肩慣らし後、捕手を座らせて44球を投げた。カーブ、フォーク、スライダーの持ち球もすべて披露。球を受けた藤井育成コーチを「思ったより強く投げていた」と驚かせた。8月10の巨人戦で右足に打球を受けて骨折。シーズン中の復帰が絶望視された中、同16日に渡米して手術に踏み切り、驚異的な回復で本格的な投球練習再開までこぎつけた。

 台風の影響でレギュラーシーズン最終戦が当初の10月1日の巨人戦から同5、6日の中日戦へ延び、クライマックスシリーズへ向けた復帰登板として照準を定めた。「最終が5、6日になったのは自分にもプラスだと思う。一日一日できることをやって投球の質も上げていく。日々頑張るだけだね」。無謀にも思えた復活ロードの歩みが一気に加速し始めた。(遠藤 礼)

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2017年9月22日のニュース