早実・清宮と一問一答(1)「高いレベルに身を置き目標をクリアしたい」

[ 2017年9月23日 02:00 ]

早実・清宮会見 ( 2017年9月22日 )

晴れやかな表情でプロ志望届を出すことを表明した早実・清宮
Photo By スポニチ

 【早実・清宮と一問一答】(1)

 (会見冒頭)

 「私、清宮幸太郎は、プロ野球志望届を提出することに決めました。野球に出会ってから目の前の目標や、手の届く夢をかなえていく幸せを感じてきました。小さい頃は試合に出る喜び、ライバルとの対決に勝つ喜び、負ける悔しさを学ぶ普通の野球少年でした。しかし、年を重ねるうちに一つずつ夢のステージが上がっていくことを実感し、ここ早実野球部3年間で次の大きな夢へ挑戦するべきだという確信に至りました。プロの世界の厳しさは十分理解しているつもりですが、より高いレベルに身を置き、鍛錬し、努力することで、目の前の目標を一つ一つクリアしていきたいと思っています。以上、よろしくお願いします」

 ――志望届提出を決断した決め手は?

 「これが、というのはあまりないんですけど、それでもやはり昔からの自分の夢でもありましたし、より高いレベルで野球をやりたいという思いから選びました」

 ――いつごろ決断した?

 「(カナダでのU―18W杯から)帰ってきてからすぐ決めました」

 ――決断するにあたって、誰に一番相談した?

 「誰というのはあまりないです」

 ――早実・和泉実監督にはどのような言葉をかけてもらった?

 「“プロに決めました”という形で伝えました」

 ――和泉監督の反応は?

 「笑顔で受け止めてくれました」

 ――両親はどのような反応だった?

 「自分が選んだ道を応援してくれるということだった」

 ――印象に残っている言葉は?

 「いや、特にないです」

 ――プロと言うことは、日本のプロ野球ということでいいか?

 「もちろん、そうです」

 ――ドラフトでは多くの球団の指名が予想されるが、その場合12球団全てOKという姿勢?

 「自分を厳しく指導していただいて、成長させていただける球団に行きたいと思っている」

 ――理想の選手像は?

 「やはり早実の先輩である王貞治さん。お会いしたり、昔のプレーを見たりして、ずっとあこがれを持って野球をやってきた。いずれは868本を目指せるような選手になりたいと思っている」

 ――将来はメジャーでもプレーしたいという話もあったが、メジャー挑戦への思いは?

 「もちろん自分の夢は変わっていない。プロの世界でも、一つ一つ目の前の目標をクリアしていくことで次につながっていくという思いはある。夢はもちろんそうなんですけど、一つ一つ目の前のことに取り組んでいければと思う」

続きを表示

2017年9月22日のニュース