セ優勝決まったけど…緒方監督 CSへ競争「いいものを見せてほしい」

[ 2017年9月22日 05:30 ]

セ・リーグ   広島5―7阪神 ( 2017年9月21日    マツダ )

<広・神>6回2死一、二塁、伊藤隼に右前適時打を浴びて3点目を失い、降板となった大瀬良(左)
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 緒方監督以下、広島ナインは赤に染まったマツダスタジアムで場内を一周した。18日に甲子園で37年ぶりのセ・リーグ2連覇を果たしてから3日。阪神戦後のセレモニーで、熊崎勝彦コミッショナーから優勝ペナントを授与された指揮官は84年以来33年ぶりとなる日本一奪回を宣言した。

 「今年もファンとともに戦い、勝ち取ったリーグ優勝です。次の目標は、今度こそ日本一を勝ち取りたいと思います」

 試合は初回に5点を先制しながら、攻守でミスが出て“凱旋試合”に敗れた。先発の大瀬良は走者を出しながら粘ったが、6回に崩れ「いつも同じ形で降りてしまうのが悔しい」と唇をかんだ。緒方監督は「いい野球を見せたかった」と悔しそうに話し「(クライマックスシリーズへ)絶好のアピールする場所。いいものを見せてほしい」と高いレベルでの競争を求めた。

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