亜大・高橋遥 クイック投法で復調!広島スカウト「1、2位候補」

[ 2017年9月22日 05:30 ]

東都大学野球第3週第2日   亜大7―0国学院大 ( 2017年9月21日    神宮 )

<亜大・国学院大>2番手で力投し、今季初勝利を挙げた亜大・高橋遥
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 2回戦2試合が行われた。亜大はドラフト候補左腕の高橋遥人投手(4年)が国学院大戦に救援し、5回1/3を無失点。今秋初登板を白星で飾り、1勝1敗のタイとした。東洋大は4―2で中大に連勝し、勝ち点2とした。

 亜大の最速151キロ左腕・高橋遥が、復活の兆しを見せた。2―0の4回2死二、三塁で救援すると、右飛に仕留めてピンチを脱出。5回1死満塁では2者連続三振で切り抜け、最速147キロの直球にツーシームを織り交ぜて反撃を封じた。

 「今春は1勝と期待を裏切っていたので勝ててよかった」。今春は制球に苦しみ、5試合1勝1敗、防御率5・79と不調。改善へ試行錯誤を重ねた結果、生田勉監督から指示されたクイック投法で制球が安定した。視察した広島の松本有史スカウトは「春より良くなっている。普通に投げられれば1、2位候補」と評価。復活を期すエースは「進路は考える余裕がないが、自分の出番でしっかり抑えれば、おのずといい方向にいける」と気を引き締めた。 (原田 真奈子)

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2017年9月22日のニュース