阪神・秋山、菅野と“決着”つける!CS第1戦を意識「結果出す」

[ 2017年9月20日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2017年9月20日    甲子園 )

キャッチボールをする阪神・秋山
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 20日の巨人戦に予告先発された阪神・秋山が19日、今季4度目の先発対決となる菅野に“必勝”を誓った。過去3度は1勝1敗1分けで数字上は五分。「打席に立って、実際に(菅野の)球を見ていると張り合えるレベルじゃない」と力量差を認めながらもCSを争うライバルだけに「食らいつくことしかできない。食らいつくだけ」と話した。

 14日の巨人戦で投げ合ったばかりだが、良い印象は残らなかった。無失点ながら6回で先に降板し「悔しかった」と吐露。内容も「前回は状態が良くなかった。逆球も多かったが、今回は打者に違った印象を与えられるようにしたい。CSもあるので、結果を出したい」と力を込めた。

 勝敗を意識するのは当然だ。巨人がCS出場権を手にすれば、初戦は菅野が濃厚。阪神も負傷離脱中のメッセンジャーの登板が微妙なだけに、秋山で先陣を切る可能性が考えられる。3試合制のCSファーストステージは、初戦を取った方が圧倒的に有利。意識しないほうがおかしい。

 この日は甲子園での全体練習に参加し最終調整。14日に自身初めて規定投球回に到達したが「規定到達はすごく大変と感じたけど、ここからは、より勝てる投球をしたい」と、改めて勝つ投球をテーマに置いた。左打者(・235)より右打者への被打率(・287)の方が悪く「カットボールだけではなく(スライダーも)練習を続けている」と変化を模索中。今後を見据えたレベルアップも進める右腕が菅野に投げ勝てば、チームにとっても大きな勝利となる。

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2017年9月20日のニュース