ダル 6回途中1失点も10勝目逃す 4年ぶりシーズン200奪三振達成

[ 2017年9月20日 12:49 ]

フィリーズ戦に先発したダルビッシュ (AP)
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 ドジャースのダルビッシュ投手(31)が2014年以来、3年ぶりの2桁勝利を懸けて19日(日本時間20日)のフィリーズ戦に先発。6回途中、5回1/3を投げて4安打1失点(自責0)の内容で勝利投手の権利を持って降板したが、チームが終盤に逆転され、勝敗はつかなかった。

 試合は雨のため約30分遅れでスタート。前回登板のジャイアンツ戦では7回無失点の好投で約1カ月ぶりの白星を挙げたダルビッシュ。この日も序盤の3回まで1安打無失点と順調な滑り出しを見せた。

 4回は先頭のヘレーラに二塁打を許し、その後、ホスキンスの遊ゴロの間に三塁へ進塁されたが、ウィリアムズを見逃し三振、アルテールを中飛に切って取り、得点を許さなかった。5回は7番から始まる下位打線を三者凡退。9番の投手・ノラからはこの試合で7つ目の三振を奪い、ダルビッシュは2013年以来、4年ぶりのシーズン200奪三振をマークした。

 しかし、6回は味方守備の失策と安打で1死一、二塁のピンチ。この場面で4番・ホスキンスに左前適時打を浴び、2―1と1点差にされた。ここでロバーツ監督は2番手・ワトソンをコール。ダルビッシュは球数97球でマウンドを後にした。

 ワトソンはこの回のピンチを凌いだが、7回からマウンドに上がった3番手・バエズが4失点。2―5と逆転されたドジャースは、8回にも失点を喫し、2―6で敗れた。

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2017年9月20日のニュース